▶第82回はディベート回で、議題は「女系天皇を認めるべきか」。皇位継承者の減少という課題を背景に、初登場の筋肉弁護士・桜井氏率いる賛成チームと、反対チーム「ゾス川井裕介連合」(山本氏・川井氏ら)が対決した。女性天皇ではなく「女系天皇」の是非がテーマである点が冒頭で整理された。
賛成側の桜井氏は、万世一系や男系男子の原則は明治の皇室典範で後付けされたナラティブであり、DNA検査もない時代に側室制度で継承されてきた以上フィクションと切り分けるべきで、ヨーロッパ王室にならい直系長子制(愛子天皇とその子への継承)にアップデートすべきと主張。皇室典範は憲法ではなく法律であり国民が決められるとも指摘した。反対側は、川井氏が「国民が信じてきた2686年の伝統・信仰こそが国家統合の象徴の本質であり、旧宮家の復活で男系男子は維持できる。女系に変われば王朝の名が変わるに等しい」と応酬し、山本氏も政府の法改正案にすら盛り込まれないのは国論を二分するアンタッチャブルな問題だからだと迫った。一般社会で暮らした旧宮家の男子がいきなり天皇になれるのかという疑問も交わされた。
見どころは、事実か神話(ナラティブ)かをめぐる歴史認識の攻防と、桜井氏がほぼ一人で多勢に立ち向かった構図。野口議長のジャッジで反対チームが勝利し、番組側も「本来この番組で扱うべきお題ではなかった」と謝罪しつつ、あえて議論する意義を訴えた異例の回。
この回は「女系天皇を認めるべきか」をチームに分かれて討論したよ。天皇の位を継げる人がだんだん少なくなっていて、これからどうするかが大きな問題になっているんだ。今までは代々お父さん側の血筋(男系)で継いできたけど、お母さん側の血筋(女系)でもいいのでは、という話なんだよ。
賛成チームの弁護士・桜井さんは「男系だけというルールは明治時代に法律で決められたもので、今の国民が話し合って変えていい」「ヨーロッパの王室みたいに、生まれた順で継ぐ形にしよう」と主張したんだ。反対チームの川井さんたちは「長い間みんなが信じて大切にしてきた伝統こそが大事で、昔皇族だった家の男の子に戻ってもらえば続けられる」「女系に変えたら別の王朝になってしまうようなものだ」と言い返したよ。
結果は反対チームの勝ちだったんだ。ほぼ一人で大勢と戦った桜井さんは、負けたけどMVPに選ばれたよ。長く続いた伝統を守ることと、時代に合わせて変えること、あなたはどっちが大事だと思う?