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NoBorder #52

男系維持か?愛子天皇か?─日本を分断する皇位継承を巡る最大のタブーに迫る

男系維持か?愛子天皇か?─日本を分断する皇位継承を巡る最大のタブーに迫る
議論の要約

皇位継承問題をテーマに、男系維持か愛子天皇容認かをめぐって激論を交わした回である。皇位継承資格者が現在わずかしかおらず、次世代を実質的に担うのは悠仁さまお一人という現状と、世論調査で国民の72%が女性天皇に賛成というデータが番組冒頭で示された。父方をたどれば必ず天皇につながる「女性天皇」と、母方の血統で継承する前例のない「女系天皇」の違いが議論のかぎとして整理された。ゲストMCには愛子天皇論を唱えてきた漫画家の小林よしのり氏が招かれ、出演者は女性・女系天皇容認派、男系維持派、中立に分かれて議論した。

男系維持派の出演者は、愛子天皇を推進する人々の中に皇室そのものの否定を狙う勢力が含まれていると主張し、過去に8人いた女性天皇はあくまで臨時的な存在だったとして、旧宮家の男系男子を養子に迎える案を提唱した。これに対し弁護士の出演者は、初代神武天皇からの「万世一系」は神話に由来する物語であり、戸籍もDNA鑑定もない時代に男系が完全に維持されてきたと証明することはできないと反論した。政治学者の出演者は、万世一系という言葉自体が明治期に作られたもので、公家的だった天皇像を軍国主義の時代に合わせて男らしい君主像へ作り替えたのが実態だと解説し、明治天皇の三つの肖像画の変化を示した。元ジャーナリストの出演者は、中東取材で感じた海外の皇室への強いリスペクトを紹介し、皇統の継続こそが重要で、側室制度が不可能な今は継承の確率を上げるため女性天皇を認めるべきだと述べた。仁徳天皇陵とされる古墳の学術調査を宮内庁が認めていないことも、番組はタブーとして取り上げた。

終盤では、愛子さま人気のデータ自体が本当に実態を反映しているのか疑問だとする若手出演者の問題提起や、そもそも人気投票で天皇を決めてよいのかという論点も示され、国民投票による決着案には男系派・容認派の双方から反対の声が上がった。激しい応酬の一方で、双方とも「皇統を残したい」という目的では一致していることが確認され、20年ぶりにこうした議論の場ができたこと自体に価値があるとの評価で締めくくられた。タブーとされてきた皇位継承問題を正面から扱った、賛否両論を含めて考えさせられる回である。

小学生にもわかる、この回のはなし

この回は「次の天皇を誰がつぐのか」という話だよ。日本の天皇は、これまでずっとお父さん側の血筋でつながる男の人(男系男子)が受けついできたんだ。でも今、あとをつげる人がとても少なくなっていて、「愛子さまが天皇になってもいいんじゃない?」という意見と、「昔からのルールを守るべきだ」という意見で、国が二つに分かれているんだよ。

番組では、「昔から男系で続いてきたという話は明治時代に作られた物語だ」と言う人と、「何千年も受けつがれてきたものを勝手に変えてはいけない」と言う人が、真正面からぶつかって大激論になったんだ。「外国の人は天皇が男か女かは気にしていなくて、続いていること自体をすごいと思っている」という話も出たよ。国民投票で決めたらどうかという案には、反対する人が多かったんだ。

はげしいケンカみたいな議論だったけど、じつはどちらの側も「天皇の家系を残したい」という気持ちは同じだと最後に分かったんだよ。あなたは、昔からのルールを守ることと、時代に合わせて変えること、どっちが大事だと思う?

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最終更新: 2026.08.25