▶「国民の象徴は人間ではないのか」と題し、皇室バッシングと皇族の人権をテーマに議論した回である。ゲストMCには『戦争論』などで知られる漫画家の小林よしのり氏が招かれた。番組は、2004年に当時皇太子だった今の天皇陛下が記者会見で述べた「雅子のキャリアや人格を否定する動きがあった」といういわゆる人格否定発言を取り上げ、男の跡継ぎを産めという制度と社会の圧力が雅子さまを追い詰め、適応障害の診断に至った経緯を振り返った。皇族には選挙権も職業選択の自由も政治的発言の自由もなく、名字すら持たないという過酷な現実も紹介された。
出演者の主張は多岐にわたった。宮内庁が本来の行政機関の役割を逸脱し、皇室の代弁者のように振る舞い雑誌へ意図的に情報を出しているとの批判が複数の出演者から上がり、元ジャーナリストの出演者は宮内庁の大改革と記者クラブの解体、皇室の方々が直接発信できる場の開放を提案した。秋篠宮家へのバッシングをめぐっては、民間シンクタンクの調査でSNS動画の発信元の位置情報が香港だったとされ、皇室を分断して天皇制解体を狙う海外勢力の情報工作ではないかとの見方が語られた一方、秋篠宮家自体にも批判される理由があるのではとの意見や、平成初期の美智子さまバッシング以来メディアの姿勢が変わったとの分析も示された。政治学者の出演者は、昭和天皇とマッカーサーの会見で天皇制存続が決まったという「美談」は作られた物語であり、米国は占領統治を円滑にするため天皇を利用する方針を事前に決めていたと語った。
終盤では最年少の出演者が「そもそも皇室に存在意義はないのではないか。若者は関心がなく、維持コストをかける必要を感じない」と率直にぶつけ、小林氏らが天皇の存在が国民をまとめてきた歴史や外交上の価値を挙げて反論する世代間の議論となった。東日本大震災の際に両陛下が避難所で膝をつき国民と同じ目線で話を聞いた姿への言及もあり、単純な賛否では割り切れない皇室の存在の重みが浮かび上がった。皇室を記号として消費し続けるのか、一人の人間として尊重する道を探るのか、視聴者自身に問いを投げかける回である。
この回は、天皇や皇族(天皇の家族)の話だよ。天皇は日本の「象徴」といって、国のまとまりを表す特別な存在なんだ。でも皇族の人たちには、選挙で投票する権利や好きな仕事を選ぶ自由がなくて、名字(苗字)さえないんだって。「それって人としてつらすぎないか?」というのがこの回のテーマなんだよ。
番組では、雅子さまが「男の子を産んでほしい」という重いプレッシャーで体調をくずしてしまった話や、皇族の悪口をSNSで広める動画が外国から発信されていたという調査の話が出たよ。皇室を支える役所のやり方がおかしいのではと言う人や、若い出演者からは「そもそも天皇って必要なの?」というストレートな意見も出て、年上の出演者たちと熱い議論になったんだ。
地震の被災地で、天皇皇后両陛下がひざをついて同じ目の高さで人々の話を聞いた、というエピソードもしょうかいされたよ。特別な存在だけど、同じ人間でもある。あなたは、皇族の人たちの自由と、伝統を守ること、どうバランスを取ればいいと思う?