▶番組開始1周年を記念して8月に開かれた、初の観客を入れたイベントでの公開討論を収めた特別回である。番組の代表とジャーナリストに加え、実業家と自民党の元幹事長が登壇した。最初のテーマは「この番組は社会に影響を与えているか」。ジャーナリストは、既存のメディアが長年できなかったことを実現したと評価し、番組での議論が法案の修正に影響した例があると述べた。実業家は、社会というほど大きな影響力にはなっていないと冷静に指摘した。
番組の代表は、当初は陰謀論の要素を強めにしていたが、社会保障や税、憲法といった硬いテーマを賛否両論で扱う方向へ移したところ、視聴者の一部が離れたと明かした。実業家は、娯楽性と社会への貢献の両方を取りに行くと中途半端になると述べ、出演したくないと思われる企画を続けるのは長い目で見て損だと助言。姉妹番組の扱いをめぐって率直なやりとりが続いた。元幹事長は、両方の意見を示して視聴者が判断する形を評価し、地上波は発言がすぐ消されてつまらなくなったと語った。
後半は少子化がテーマになった。実業家は、国の豊かさは人口と教育の水準で決まるとして、試行錯誤を続けるしかないと主張。元幹事長は、結婚していない親の子も社会全体で育てる発想が必要だと述べ、ジャーナリストは、母親個人に給付したフランスの政策と、家を単位とする日本の戸籍制度の違いを説明した。最後は観客の質問に答え、落ち込んだときは立ち止まらず、解決のために動くことが大事だという話で締めくくられた。
この回は、番組が始まって1年たったお祝いのイベントのお話だよ。お客さんの前で、出演者たちが「この番組は世の中の役に立っているかな」と話し合ったんだ。「今までのテレビではできなかった話ができた」という人もいれば、「まだ大きな力にはなっていない」という人もいたよ。
「おもしろさ」と「役に立つこと」の両方をねらうのはむずかしい、という話も出たんだ。番組を作っている人は、まじめな話を増やしたら見る人がへってしまったと正直に話していたよ。意見がちがう人どうしが話すのを見て、見ている人が自分で考えるのが大事だという意見もあったんだ。
後半は、生まれる子どもの数がへっている問題を話し合ったよ。「子どもは社会みんなで育てよう」「うまくいかなくても、いろいろ試し続けることが大事」という意見が出たんだ。子どもを育てやすい国にするには、何が必要だと思う?