▶マネーの虎出身で創業44年の南原さんが「南海トラフ対策に100兆円を使って国土を改造せよ」と提案。30年以内に高確率で発生し経済被害220兆円超と想定される南海トラフ巨大地震で東海道ベルト地帯が壊滅すれば、暴落した日本企業の株や土地を他国に買い占められ実質的に植民地化されるとして、国債発行による100兆円の貸付で建物の高層化や移転を進めるべきだと訴えた。
賛成側の山本さんは、国民が生命保険に平均2000万円を投じていることに比べれば1人あたり83万円の負担は安いと支持し、金藤さんも「誰もが入る保険に近い考え方」と同調。東日本大震災の復興費が被害額17兆円に対し33兆円だった実績から金額感も妥当とされた。唯一反対のよぎさんは、いつ起きるか不確定な災害に先に100兆円という金額を確定させるのは効果検証不能で、予算を使い切ること自体が目的化して利権の温床になると批判。「それは政治家的な考えで、ビジネスマンはそういう考え方をしない」と南原さんが返す場面もあった。
乙武さんは無電柱化を例に、景観・バリアフリー・防災の一石三鳥になる重点投資から始めるべきと提案し、東日本大震災では被災範囲が狭い南三陸や女川のような小さな町ほど住民が団結して復興が早かったという政治的な難しさも指摘。下水管のコーティング補修などコストを抑える工夫にも話が及んだ。
この回は、南海トラフ巨大地震という、30年以内に高い確率で起きると言われる大地震に備えて、100兆円という巨額のお金で国土を作り変えようという提案を話し合ったんだ。提案した南原さんは、地震で日本の中心地帯が壊滅したら、安くなった日本の会社や土地を外国に買い占められてしまうと心配して、国がお金を貸して建物を強くしたり移転させたりすべきだと訴えたんだよ。
賛成の人は「みんなが平均2000万円も生命保険に入っていることを考えれば、1人あたり83万円の負担は安い。これは国全体の保険だ」と支持したよ。ただ一人反対したよぎさんは「いつ起きるか分からない災害に、先に100兆円という金額を決めてしまうと、お金を使い切ること自体が目的になって、ずるいお金もうけの温床になる」と批判したんだ。
乙武さんは、電柱を地下に埋めれば景色も車いすの通りやすさも防災も一度に良くなると、賢いお金の使い方を提案したよ。結果は賛成4・反対1で可決、「勇気ある決断」とされたんだ。大きな災害への備え、あなたならどこからお金を使う?