▶今回のテーマは「タブー視される創価学会と池田大作の人物像」である。創価学会は公称827万世帯の信者を持つ日蓮系の在家仏教団体で、1964年に公明党を創設し現在も連立与党として政権に参加している。番組では出版界のヒットメーカー箕輪厚介氏をゲストMCに迎え、元学会員のジャーナリスト、宗教2世の元会員、宗教学者、宗教専門誌の編集長らが、メディアで語られにくいこの巨大教団の実像を多角的に議論した。
創価学会を40年以上追いかけてきたジャーナリストは、2代目会長・戸田城聖が営んだ金融業が教団の財政面を支え、その下で頭角を現した池田大作氏が32歳で3代目会長に就任したと解説した。学会2世として池田氏に何十回も会ったという元会員は「子どもの前ではとにかく優しいおじさんだった」と人柄を語る一方、高額献金や選挙活動の事実上の強制、脱会者を敵と見なす風潮への問題意識を訴えた。宗教2世のミュージシャンからは「勤行に費やした時間で人生を損した」という声も紹介された。他方、浪人時代に学会員の励ましに救われたと語る現役会員の証言や、「多くの会員は普通に生活しており穏当な宗教だと思う」「まともな人がすごく多い」と擁護する意見もあり、功罪の両面が示された。
政教分離を巡っては、宗教学者らが「現時点で法的な政教分離違反とは言えない」「世界中で政治と宗教は関わっており、日本だけ極端に問題視するのは机上の空論」との見解を示した。公明党の推薦を受けて選挙を戦った経験を持つ元議員は、支援者の熱心さに感謝しつつも、自民党が公明党に配慮して言いたいことを言えなくなる「罪」の面も指摘した。池田氏死去後の教団の行方については「力は弱まっていく」との見方が多く、カリスマ亡き後の巨大組織をどう評価するかを視聴者に委ねる構成が見どころである。
この回は「創価学会(そうかがっかい)」という大きな宗教団体の話だよ。創価学会は仏教をもとにした団体で、とてもたくさんの信者さんがいて、「公明党」という政党も作ったんだ。長い間リーダーだった池田大作さんがどんな人だったのかを、昔メンバーだった人たちなどがくわしく話してくれたよ。
池田さんについて「子どもにやさしいおじさんだった」という思い出を話す人もいれば、「献金といって、信じている団体にたくさんのお金を渡すことを求められてつらかった」と話す元メンバーもいたんだ。逆に「まわりの学会員さんはみんなふつうのいい人だよ」という意見もあって、いい面と心配な面の両方が語られたよ。
テレビでは名前を出すだけでこわがられてしまうけれど、それこそが不健全で、オープンに話し合えることが大事だ、というのが番組の考えなんだ。信じるものがある人と、そうでない人が、おたがいに気持ちよく暮らすにはどうしたらいいかな?あなたはどう思う?