▶退職代行「モームリ」の谷本代表を迎えた特別回。1本目は「退職代行はあり?」。月2,730件まで伸びた利用実績を示し、依頼はブラック企業2割・本人に非がある2割・すれ違い6割で、上司のセクハラLINEや土下座しても辞めさせてもらえない事例を紹介。「利用者の3%しかリピートがない」「最終的には退職代行をなくしたい。今は企業への抑止力だ」という谷本氏の姿勢が評価され、当初反対だった委員も転向して最終的に全員賛成となった。反対論としては「6割のすれ違いは対話で解決すべきで、安易に辞める文化を作る」「親や彼氏が本人に無断で代行を使うケースがある」(アイドル事務所を営む神田氏)といった指摘が出た。
2本目は逆サイドから、反社チェックサービス「ブラックバンク」の松戸代表が「退職代行利用者をブラックリスト化せよ」と提案。会員企業からの投稿を点数化してデータベース化する構想だが、谷本氏は「本当にやばい人材は辞めてくれない人。利用者は1%未満でデータの価値がない」、乙武氏は「引き継ぎをしない人のリスト化ならまだしも、退職代行を使ったこと自体で判断するのは筋違い」、金藤氏は「横領と退職代行が並んだ時点でブラックリスト自体が無効化する」と批判が集中。ただしリファレンスチェックとして重要ポジション採用時に限定的に使う価値は認める声もあった。
退職代行の当事者とそれを監視する側を同席させた構成が見どころで、労働市場の流動化とコミュニケーション能力低下への懸念という現代的テーマが正面からぶつかった回。
この回は「退職代行」がテーマだよ。退職代行というのは、会社を辞めたい人の代わりに「辞めます」と伝えてくれるサービスのことなんだ。代行会社モームリの谷本さんは、月に2730件も依頼があること、土下座しても辞めさせてもらえない人がいることを紹介して、「最後にはこのサービスがいらない世の中にしたい。今はひどい会社へのブレーキなんだ」と話したよ。
「話し合いで解決すべきで、簡単に辞める文化ができちゃう」と心配する人もいたけど、谷本さんの誠実な姿勢が伝わって、最後は全員賛成になったんだ。2本目は逆の立場から、「退職代行を使った人をブラックリストにのせよう」という提案が出たよ。でも「サービスを使ったことだけで悪い人と決めるのは筋違いだ」(乙武さん)などの反対が集まって、反対4・賛成2で否決されたんだ。
辞める人を助ける側と、それをチェックする側が同じ場所で話し合ったのがこの回の面白いところだよ。会社を辞めるとき、自分で言うのと代わりに言ってもらうの、あなたはどう思う?