▶自身も虐待経験を持つ株式会社らしさ代表の岡本氏が「虐待サバイバーの雇用を強化せよ」と提言。幼少期に虐待を受けた人は無職からの就労困難率が一般の2倍以上で、就労可能な約42万人が働ければ年間1兆7000億円の経済効果があると試算。相手の感情を察する敏感さなどの特性を活かし、テレアポや動画制作のBPO事業で就労支援を行っていると紹介した。
太田さんは賛成しつつ「『雇用を強化せよ』では企業に負担を求める書き方。特性を活かせばお得だと示すべきだった」と助言。山本さん(ゾス)は「弱者ビジネス。虐待サバイバーという名前でくくること自体が負のラベリングで、LGBTQ専用人材マッチングのような面倒くさい社会になる」と反対し、金藤さんも「能力で評価すべきで、属性での優遇はフェミニストの管理職クオータ論と同じで気持ち悪い」と痛烈に批判。アイドル運営の神田さんも「腫れ物扱いを生む」と反対した。膠着した場面で太田さんが「ロンドンの就労支援団体には花粉症の冊子まであった。社員の中に必ずいる人への対応法を共有すればパフォーマンスも会社の利益も上がる」と代理プレゼンを敢行し、「それなら賛成」と場が一変した。
プレゼンの拙さを全員でリカバリーしていく構成が異色で、「若かりし頃の安倍晋三に似ている」といういじりも。趣旨には賛同しつつ言葉選びの重要性を学ぶ回。
この回は「子どものころに虐待を受けた人(虐待サバイバー)が働きやすくなる仕組みを強めよう」という話をしたんだ。虐待を受けた経験のある人は、仕事につくのが人の2倍以上難しいというデータがあって、約42万人が働けたら年に1兆7000億円の経済効果があるんだって。提案した岡本さん自身も虐待の経験があるんだ。
太田さんは賛成しつつ「会社に負担をお願いする書き方じゃなくて、その人たちの良さを生かせばお得だと伝えるべきだった」と助言したよ。一方で「そういう名前でひとくくりにすること自体が、かえって悪いレッテルになる」「生まれや経験ではなく能力で評価するべき」と反対する人も多くて、議論は行きづまったんだ。そこで太田さんが「困りごとへの対応の仕方をみんなで知れば、本人も会社も得をする」と代わりにプレゼンし直したら、場の空気が一気に変わったよ。
結果は可決。議長の野口さんは「特別あつかいではなく、理解を深めて適切な環境をつくれば活躍できる」とまとめたんだ。同じ内容でも言葉の選び方で伝わり方が全然ちがう、ということを学べる回だよ。あなたなら、困っている仲間がいたらどんなふうに手助けする?