▶議長の野口さんが視聴者リクエストを受けて出した企画議題で、高市総理が国会で「台湾有事で中国が武力行使すれば存立危機事態になりうる」と集団的自衛権行使の可能性を初めて具体的に答弁した件を「支持できるか否か」で討論。世論調査でも賛成48.8%対反対44.2%と拮抗する中、安全保障・経済・世論の3軸で議論された。
支持側の井口さんは「曖昧に濁すのが従来の政治。サッチャーのフォークランドと同じで、言い切ったことは撤回すべきでない」、金藤さんは「自衛隊が後方支援すれば中国が負けるというシミュレーションもあり、静観していれば中国が孤立する」、宮本さんも「一度言って引き下げれば舐められる」と評価。不支持側の太田さんは「姑の料理がまずくても『まずい』と言う必要はない。立憲・岡田氏の誘導質問という避けるべき罠を踏みに行った失言で、既に1.8兆円規模の損失が出ている」「ロシアを見れば静観で孤立するかは怪しい」と反論し、議題を出した野口さん自身も「軍事力で劣る側が強気に出ても抑止にならず、国民が好戦的ムードに乗るのは戦前と同じで危ない」と警鐘を鳴らした。山本さん(ゾス)は「中国の拡大意思はみんなで止めるしかない。国民が歴史や日米同盟を再学習したのは良かった」とまとめた。
強気外交論と弱者のリアリズムが正面からぶつかる回で、「台湾有事」を巡る世論の分断がそのままスタジオで再現される。
この回は、高市総理が国会で「台湾で戦争が起きたら日本も守る側に加わるかもしれない」とはっきり言ったことについて、支持できるかどうかを話し合ったんだ。集団的自衛権というのは、仲間の国が攻められたときに一緒に守る権利のことだよ。世論調査でも賛成と反対がほぼ半分ずつに分かれている難しいテーマなんだ。
支持する側の井口さんは「あいまいにごまかすのが今までの政治。言い切ったことは取り消すべきじゃない」と言い、「一度言って引き下げたらなめられる」という意見もあった。でも太田さんは「わざわざ言わなくてもいいことを言ってしまった失言で、もう大きなお金の損が出ている」と反対し、提案した野口さん自身も「軍事力で弱い側が強気に出てもおさえにならないし、国民が戦いたい気分に乗るのは昔の戦争前と同じであぶない」と心配したんだ。
結果はめずらしい引き分け。「発言は取り消さないけれど、外国とのやりとりの言葉づかいにはバランスが必要」という着地になったよ。世の中の意見の分かれ方が、そのままスタジオで再現された回なんだ。あなたは、はっきり言い切る政治と、あえてあいまいにする政治、どちらがいいと思う?