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第58回 日本未来会議

出生前DNA診断を義務化せよ!

出生前DNA診断を義務化せよ!
議論の要約

テーマは「出生前DNA診断(NIPT)を義務化せよ」。妊婦の血液から胎児の染色体異常の可能性を調べる検査を全妊婦に義務付けるべきかという、番組でも最重量級の倫理テーマを、ゾス率いる賛成チームと岡田さん率いる反対チームのディベートで扱った。日本の受検率は約2割で欧米の7〜8割と大差がある。

賛成側では野口さんが「知る権利であり、義務化しても中絶を強制するわけではない。結果を見ない自由もある。命の選別と言われる空気のせいで受けたい人が受けられない現状を義務化が解放する」と主張し、竹内さんは「エコー検査だって異常が分かる検査。習慣化すれば皆受け入れる」と挑発的に援護。反対側は「陽性判定の9割が中絶を選び、福祉先進国デンマークでは95%が中絶している。実質は命の選別の道具」「義務化すれば本来産んでいた層まで産まなくなる」と数字で応じ、のびさんは「これを認めれば『低年収の親は産むな』式の優生思想への一線を越える。ここで止めるべきだ」と踏み込んだ。岡田さんの「覚悟は検査結果でなく子を授かった時点でするもの」という価値観も軸になった。

「検査で分かって中絶を選んだ親を絶対に責めてはいけない。ただ、障害があっても不利にならない社会を作り、全員が産むと言える国にしたい」という反対側の主張が白眉。当事者を含む出演者の前で扱う重さに司会も葛藤を吐露しつつ、地上波では扱えないテーマに踏み込んだ意義が語られた回。

小学生にもわかる、この回のはなし

この回は番組の中でもいちばん重いテーマ、「出生前診断を義務にすべきか」を話し合ったよ。出生前診断というのは、お母さんのおなかにいる赤ちゃんに生まれつきの特徴があるかどうかを、血液検査で調べるものなんだ。日本で受ける人は約2割で、欧米の7〜8割と大きな差があるんだよ。

賛成側の野口さんは「知る権利だ。義務にしても結果を見ない自由はあるし、『命を選ぶことになる』という空気のせいで、受けたい人が受けられない今の状況を変えられる」と主張したよ。反対側は「検査で陽性と分かった人の9割が産まない選択をしている。実質は命を選ぶ道具になってしまう」と数字で応じて、のびさんは「これを認めたら『こういう親は産むな』という危険な考え方への一線を越えてしまう」と踏みこんだんだ。

判定は賛成チームの勝ち。ただしこれは「不利な立場で互角に戦った」ことへの評価で、義務化が正しいという結論ではないんだ。「障害があっても不利にならない社会を作り、みんなが安心して産めるようにしたい」という反対側の言葉も心に残るよ。命にかかわるとても難しい問題、あなたはどう考える?

議員の声
野口さん 賛成チーム。知る権利であり義務化しても中絶の強制ではない、命の選別という空気のせいで認知すら広がらない現状を義務化が打破すると主張。
竹内さん 賛成チーム。エコー検査だって異常が分かるのに疑問を持たれていない、義務化は習慣化への第一歩だと挑発的に援護し、MVP級と評された。
のびさん 反対チーム。これを認めれば「低年収の親は産むな」式の優生思想への一線を越える、ここで止めるべきだと踏み込んだ。
岡田さん 反対チーム。陽性の9割が中絶を選ぶ現実を挙げ、覚悟は検査結果でなく子を授かった時点でするもの。中絶を選んだ親は絶対に責めず、全員が産むと言える社会を作りたいと訴えた。
結果: 賛成チーム勝利(議題として明らかに不利な賛成側が互角に戦ったことを評価しての判定。義務化肯定の結論ではない)
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最終更新: 2026.08.25