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第88回 日本未来会議

お墓は不要!散骨を主流にせよ!

お墓は不要!散骨を主流にせよ!▶
議論の要約

提案者は海洋散骨の事業を営む「さんこつ社長」こと新美善明氏。墓じまいはこの10年で約2倍に増え、継ぐ人のいない無縁墓も全国で増え続けていると指摘した。新たにお墓を選ぶ人の約半数はすでに樹木葬を選んでおり、後の世代に残さない供養が広がっているとして、海洋散骨を普及させたいと訴えた。第1議決は賛成2名・反対5名。

野党タイムでは、山本康二さんが先祖やお墓は家族の絆の軸になっていると述べ、おときた駿さんは檀家がお寺を支え、お寺が祭りなど地域のつながりを支えていると指摘。「選択肢としてはよいが主流にするのは違う」という声が多数を占めた。漁場への配慮を問われた新美氏は、漁業組合と話し合い沖合10キロほどまで出ていると説明した。与党タイムでは森田鉄也さんが、親族がお墓の費用を払えず遺骨を家に置いたままになっている実情を明かした。費用は一般のお墓が150万〜200万円、樹木葬が30万〜50万円、海洋散骨は代行で8万8000円と紹介された。

見どころは、多くの議員が「自分は海にまいてもらって構わない」と言いながら、お墓という文化は残したいと考えていた点。遺骨の一部を手元に残す方法や、納骨堂に一定期間納めた後に海へまく方法も話題になった。最終議決では賛成3名・反対4名まで差が縮まった。

小学生にもわかる、この回のはなし

この回は「お墓をやめて、海に骨をまくのをふつうにするべきか」について話し合ったよ。亡くなった人の骨を細かくして海にまくことを、海洋散骨というんだ。お墓を守る人がいなくなって、お墓を片づける家が増えているんだよ。

提案した新美さんは「お墓を受けつぐ人がいなくて困る家が増えている。海にまく方法をもっと知ってほしい」と言ったんだ。でも反対の人たちは「お墓は家族のつながりを感じる大切な場所だよ」「お寺は地域の人が集まる場所で、お墓があるから続けていける」と話したよ。一方で「お金がなくてお墓を持てない人もいる」という意見もあったんだ。

結果は否決、つまり提案は認められなかったよ。議長は「海にまくのはいい方法だけど、昔から続くお墓の文化も大切にしたい」と言ったんだ。提案した新美さんも最後に、自分の考えに合う方法として知ってもらえればいいと話したよ。あなたの家では、ご先祖さまをどうやって思い出しているかな?

議員の声
おときた駿さん お墓は先祖との縦のつながりだけでなく、お寺を通じた地域の横のつながりも支えていると主張。費用の問題は樹木葬が解決策になっており、主流にするのは行きすぎだと反対討論に立った。
森田鉄也さん 親族が墓じまいの費用も維持費も払えずにいる実情を語り、お金がなくお墓を持てない人のための手段として、もっと広まるべきだと賛成した。
山本康二さん 自分は海でも川でも構わないが、後に残る妻のことを思うとお墓で待っていたいと発言。先祖やお墓は日本の文化の軸だとして反対した。
野口議長 残された家族が同じお墓に入りたいと望む場合もあると指摘。家系図への関心の高さを例に、日本人は先祖とのつながりを大切にしていると述べて否決した。
結果: 否決(議長は海洋散骨そのものは良い選択肢だと認めつつ、古くからの伝統文化を守ることも大事で、主流にするものではないと判断した)
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最終更新: 2026.09.29