▶提案者はマナー講師の西出ひろ子氏。厚生労働省の調査では企業の約4社に1社が研修をまったく実施しておらず、新入社員研修も半数の企業が行っていないと紹介し、これは免許を持たずに公道を運転するようなものだと主張した。信頼の築き方を知らない人が増えたことがハラスメントや早期離職につながっているとして、全企業でのマナー研修の義務化を訴えた。第1議決は賛成4名・反対3名。
野党タイムでは川島寛也さんが、マナーがなっていなければその企業が信頼を失うだけで、必要かどうかは各企業が判断すればよいと反対。義務化で研修会社に発注が集まるのではと突っ込まれる場面もあった。西出氏は、お辞儀の角度のような形を教えたいのではなく、相手の立場に立つ思いやりこそがマナーだと説明した。与党タイムでは森田鉄也さんが教育業界の人手不足と人材の質の低下を挙げて必要性を語り、あおちゃんぺさんは全員が受ければ「知らなかった」が通用しなくなり、ハラスメントの定義も共有できると賛成した。
見どころは、「礼儀」と「儀礼」をめぐる議論。西出氏は心が先にある礼儀を重んじるが、兼頭竜矢さんは社会人に必要なのはむしろ型である儀礼だと主張した。思いやりは学校の道徳で、型は企業で教えるという役割分担の案が浮かび上がり、最終議決では賛成5名・反対2名となった。
この回は「すべての会社でマナーの研修をかならずやるようにするべきか」について話し合ったよ。マナーというのは、まわりの人がいやな気持ちにならないようにするための、ふるまい方のことなんだ。研修は、会社で働く人が受ける勉強会のことだよ。
提案した西出さんは「マナーでいちばん大事なのは、おじぎの角度のような形ではなく、相手の立場に立って思いやることだよ」と言ったんだ。反対の人たちは「必要かどうかは会社がそれぞれ決めればいい」「全部の会社に同じことをさせると、会社ごとの工夫ができなくなる」と話したよ。賛成の人は「みんなが同じことを学べば、職場でのいやがらせもへる」と言ったんだ。
結果は可決、つまり提案は認められたよ。議長は「本当は学校でも教えるべきことだけど、会社は人をやとうなら、その人をしっかり育てないといけない」と言ったんだ。思いやりの気持ちと、決まった形を守ること。あなたはどちらが大事だと思う?