▶今回のテーマは「世界を裏で牛耳るディープステート(DS)の正体」である。DSという言葉はトランプ大統領の「ディープステートを一掃する」という宣言をきっかけに広く知られるようになったとされ、番組では政治や経済を裏から操るとされる影の権力の実像を議論した。ゲストMCには第93代内閣総理大臣の鳩山由紀夫氏を招き、普天間基地問題や日米関係に直面した経験を持つ元総理の視点も交えて検証が進められた。
作家で中東情勢アナリストの石田和靖氏は、DSを「巨額の利益を追求するグローバル企業と、そこに癒着する政治家や官僚の総称」と定義し、大手メディアのスポンサー構造を通じて世論が誘導されていると懸念を語った。一方、郵便学者の内藤陽介氏は、DSの元になった考え方は1950年代の米国で指摘された軍産複合体にあるとし、「国家を超えた闇の勢力」という解釈は論者によって使い方が異なり議論を混乱させていると反論した。「闇の政府」という日本語訳自体が冷静な議論を妨げているという指摘や、ウクライナ戦争やゼレンスキー大統領の評価を巡っても出演者の見解は鋭く対立した。
後半では鳩山氏自身が、記者クラブの開放や事務次官会議の廃止など官僚主導から政治主導への改革に取り組み、既得権益側から強い反発を受けたと振り返った。一方で出演者からは政治資金問題への指摘もあり、鳩山氏は「DSにやられたと言った覚えはない。敵を一気に増やしすぎた」と自らの失敗も率直に認めた。特定の組織が全てを操っているというより、様々な既得権益がそれぞれの利害で動いているという見方に議論は収れんし、元総理の率直な自己評価が見どころの回となった。
この回は「ディープステート」という言葉についての話だよ。ディープステートというのは、選挙で選ばれていないのに、お金や情報の力で国の政治をこっそり動かしているのではないか、と言われているグループのことなんだ。番組には昔、日本の総理大臣だった鳩山由紀夫さんも出てきたよ。
出演した人たちの意見は分かれたんだ。大きな会社がテレビや政治にお金の力で影響を与えていると心配する人もいれば、「そんな一つの大きな組織が世界を全部操るなんて無理だよ」と冷静に考える人もいたよ。鳩山さんは、総理大臣のときに役人や新聞社のやり方を変えようとして、たくさんの人から反発されて大変だったという体験を話してくれたんだ。
むずかしい言葉をうのみにしないで、だれがどんな理由でそう言っているのかを考えるのが大事なんだって。世界を操るなぞの組織はいると思う?それとも、いろんな人の欲がぶつかっているだけだと思う?あなたはどう思う?