▶今回のテーマは戦後日本の「自虐史観」である。番組は、戦後80年にわたり日本が悪者であり謝罪し続けるという姿勢が刷り込まれ、それが日本人の愛国心や自信を損なっているという問題提起から始まった。日本軍の残虐性を主張するアメリカの歴史書や、ウクライナ政府のSNSで昭和天皇が独裁者と並べて掲載された事例、朝日新聞が2014年に虚偽と認めた慰安婦報道が今も教科書に残っていることなどが取り上げられた。
保守系の出演者たちは、誤った歴史認識を政府が国として訂正してこなかったことや、GHQの検閲・情報統制計画(WGIP)による罪悪感の植え付けが自虐史観の源流だと主張した。評論家は、自衛隊関連誌のアンケートでZ世代の71.8パーセントが「侵略されても戦わない」と答えたことを挙げ、教育の悪影響を訴えた。一方、政治学者は「日本だけが悪かった」という自虐史観と「悪いことは何もなかった」という自尊史観はワンセットであり、対米従属という現実を認めない限りどちらからも脱却できないと指摘、親米保守は日米同盟を続ける理屈を探しているだけだと批判して激しい応酬となった。ゲストの映像作家は、進駐軍にチョコレートをねだった世代として「泣きながらアメリカと手を組んで踏ん張るしかない」と語った。
脱却の道筋としては、教育とメディアの改革、食料やエネルギーの自立、国防面での自立などが挙げられた。若い出演者が特攻隊の遺書が残る知覧を訪れた体験を語る場面もあり、立場の違いを超えて「自立」というキーワードに議論が収れんした点が見どころである。歴史認識という重いテーマを、親米・反米の対立軸まで含めて正面から扱った年内最後の回となった。
この回は「じぎゃくしかん」という難しい言葉の話だよ。自虐史観というのは、「日本は昔の戦争でとても悪い国だった」と自分の国を責めすぎる考え方のことなんだ。戦争に負けてから80年、日本人はあやまり続けるように教えられてきて、それで自分の国に自信が持てなくなっているんじゃないか、というのがテーマだよ。
番組では「まちがった歴史が外国の本や教科書に書かれているのに、日本の政府がちゃんと『それは違うよ』と言ってこなかった」と怒る人がいたんだ。いっぽうで「日本は何も悪くなかったと言い張るのも良くないよ。負けた事実はくやしくても認めて、そこからどうするか考えよう」と言う人もいて、はげしい言い合いになったよ。最後はみんな「食べ物も守りも、外国にたよりすぎず自分の足で立てる国になろう」という話になったんだ。
自分の国の歴史には、いいところも悪いところもあるんだね。両方をちゃんと知ったうえで、自分の国を好きでいられたらすてきだよね。あなたは日本のどんなところに誇りを持てると思う?