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NoBorder #29

警察も恐れる第三の反社─闇バイトを操るトクリュウの真実

警察も恐れる第三の反社─闇バイトを操るトクリュウの真実
議論の要約

今回のテーマは「トクリュウ」と呼ばれる匿名・流動型犯罪グループの実態である。SNSなどで闇バイトを集めて特殊詐欺や強盗を繰り返す集団で、番組によれば2024年の被害総額は2600億円を超えたという。連絡には秘匿性の高いアプリが使われ、実行役は逮捕されても使い捨てにされるため、警察が指示役や首謀者にたどり着くのは極めて困難だという構造が説明された。

犯罪学者はトクリュウの匿名性と流動性という特徴を解説し、元特殊詐欺の主犯格だった出演者は、身分証を渡してしまったことから抜けられなくなった自身の経験や、口座を売った人物の個人情報が割れて報復被害に遭う実態を語った。アウトロー経験の長い出演者は、海外に渡ると空港でパスポートやスマホを取り上げられ、事実上の誘拐状態になると証言し、カンボジアの詐欺拠点には日本の裏社会出身者が関与していると語った。元警視庁国際捜査官は、カンボジアで韓国人大学生が暴行の末に亡くなった事件などを挙げ、海外トクリュウの凶悪性を強調した。

対策としては、警察庁と東南アジア各国の警察の連携、暗号資産の取引規制、若者に届くショート動画や街頭広告での啓発などが議論された。元詐欺師の出演者は「お金・逮捕・内緒」の3つの言葉が出たら詐欺を疑い、必ず検索して確かめるようにと具体的な自衛策を示した。テクノロジーの進化に法律と捜査が追いつかないなか、騙されない側のリテラシーを高めることの重要性で締めくくられた回である。

小学生にもわかる、この回のはなし

この回は「トクリュウ」という悪い人たちのグループの話だよ。トクリュウは、名前も顔もかくしたまま、SNSで「かんたんに稼げるバイトがあるよ」と若い人をさそって、実は詐欺(人をだましてお金を取ること)や強盗をやらせる集団なんだ。悪いことをさせられた人はすぐ捨てられて、いちばん上のボスはなかなか捕まらないんだって。

番組では、昔じっさいに詐欺のグループにいた人が「一度入ると怖くてやめられなくなる」と話したんだ。外国に連れて行かれて、パスポートやスマホを取り上げられてしまった人の話もあったよ。元警察の人は「外国の警察と協力して捕まえようとしている」と話していたんだ。

だまされないコツも教えてくれたよ。知らない人から「お金」「逮捕」「内緒」という言葉が出てきたら、詐欺かもしれないと疑うことなんだって。楽してお金がもらえるうまい話はないんだ。あなたなら、あやしいメッセージが来たらどうする?

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最終更新: 2026.08.25