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NoBorder #42

わずか2年で7200万人が餓死!?食料が止まれば終わる“依存国家日本”の致命的弱点

わずか2年で7200万人が餓死!?食料が止まれば終わる“依存国家日本”の致命的弱点
議論の要約

今回のテーマは食料自給率38%という日本の脆弱性である。番組は、日本が食料のおよそ6割を海外に依存し、小麦・大豆・砂糖や家畜の飼料まで輸入頼みである現状を提示し、核戦争などで輸入が止まればわずか2年で日本人の6割が餓死するという専門家の分析も紹介した。ゲストMCには民主党政権で総務大臣を務め日本保守系政党の共同代表を務める原口和博を迎え、自給率向上は必要か不要かを争点に議論した。

国際ジャーナリストの論者は、台湾有事でシーレーンが封鎖されれば食料も肥料も届かなくなるとして食料を安全保障の議論に組み込むべきだと主張し、タレントのフィフィは小麦をロシアとウクライナに依存して失敗したエジプトの例を挙げ、カリフォルニア米の輸入拡大の背景にアメリカの圧力があると語った。原口も「自給は最大の安全保障。自分たちの命を他人のサイコロに預けてはいけない」と自給率100%を掲げた。これに対し農業研究者の伊藤は「輸出国は日本に買ってもらっている立場であり、自己完結型より国際協調が平和をもたらす」と反論し、竹下は日本のカロリーベース自給率は1987年にガット交渉の切り札として作られた「日本だけの不思議な計算方法」であり、肥料原料のほぼ全量を輸入に頼る以上、完全自給は不可能で、輸入先の多角化こそ現実的だと指摘した。有機農業だけで賄えるのは江戸時代程度の人口だという試算も示された。

議論は、理想から逆算して自給を目指すべきだという立場と、現実の資源制約から実行可能な策を積み上げるべきだという立場の真っ向対決となった。番組MCは、カロリーベース自給率が日本でしか採用されていないことは新しい発見だったとし、資源そのものを海外に依存する日本がどこまで食を自力で賄えるかは国を挙げて取り組むべき難題だと総括した。子どもの貧困と給食制度の改善、地産地消の推進など、足元でできる対策への言及も多い回であった。

小学生にもわかる、この回のはなし

この回は、日本の食べ物の話だよ。「食料自給率」というのは、食べ物のうちどれくらいを自分の国で作れているかという数字のことなんだ。日本は38%しかなくて、パンの小麦やお肉のエサなど、多くを外国から買っているんだよ。もし戦争などで船が止まったら、日本は食べ物にこまってしまうかもしれないと番組は伝えていたんだ。

「自分の国の食べ物は自分の国で作るべきだ。それがいちばんの安全だ」という意見が出たいっぽうで、「畑にまく肥料の材料もほとんど輸入だから、全部自分で作るのはむずかしい。仲のいい国をたくさん作っておくほうが現実的だ」という意見もあったんだ。日本の自給率の計算のしかたが、世界で日本だけの特別なものだという話も出たよ。

毎日あたりまえに食べているごはんも、実は世界とのつながりの上に成り立っているんだね。日本の食べ物をこれからどう守っていけばいいのかな。あなたはどう思う?

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最終更新: 2026.08.25