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NoBorder #54

【初出し情報公開】重要指名手配“八田與一”─独自取材が掴んだ逮捕への手がかり

【初出し情報公開】重要指名手配“八田與一”─独自取材が掴んだ逮捕への手がかり
議論の要約

2022年6月に大分県別府市で起きた大学生ひき逃げ事件の重要指名手配容疑者・八田與一の行方を、番組が独自取材で追った回である。事件は、大音量で音楽を流して歩いていた容疑者が目が合った男子大学生に因縁をつけ、約5分後に赤信号で停車中の大学生のバイク2台へ時速100キロで追突し、1人が死亡、1人が重傷を負ったというもの。容疑者は現場から裸で逃走してヨットハーバーで消息を絶ち、懸賞金800万円がかけられたまま4年間逮捕に至っていない。今回は事件を追い続ける元刑事の秋山氏の協力のもと、現場検証と新情報の検証が行われた。

元刑事の秋山氏は、現場にノーブレーキで加速して追突している点から「明確な殺意がある殺人事件だ」と語り、車のナンバーから容疑者がすぐ特定できたのに自宅へ直行しなかった警察の初動捜査ミスを指摘した。番組に寄せられた札幌の回転寿司店や横浜の飲食店での目撃情報が検証され、横浜の動画の人物は目鼻立ちは酷似しているものの耳の形が異なるため別人の可能性があると分析された。犯罪心理学の専門家は、容疑者の行動はサイコパシーなど3つの反社会的特性の総称「ダークトライアード」に当てはまり、自殺の可能性は低く確実に生きているだろうと語った。さらに秋山氏は、逃走後に容疑者が自宅方面へ走る姿が防犯カメラに映っていたという未発表の新情報を明かした。

終盤では、容疑者の母親が半年前に別府から千葉の実家まで約1100キロを2日かけて車で移動していたという不審な情報が、遺族友人らの「事件早期解決を願う会」から提供された。尊敬していた祖父の死と時期が重なることから、移動途中に容疑者を乗せた可能性も否定できないと秋山氏は見立て、母親への接触や千葉の実家の取材を試みたが確認には至らなかった。番組は容疑者の声やほくろ、耳の形といった特徴を改めて紹介し、心当たりがあればすぐ警察へ連絡してほしいと呼びかけて締めくくられた。息子の命日にビラを配り続ける遺族の姿も紹介され、事件の風化を防ぐ意義の大きい回である。

小学生にもわかる、この回のはなし

この回は、4年前に大分県で起きたひき逃げ事件の犯人をさがす話だよ。指名手配というのは、警察が「この人をさがしています」と全国にお知らせすること。犯人はまだ捕まっていなくて、見つけるための情報には800万円の懸賞金(お礼のお金)がかけられているんだ。番組は元刑事さんといっしょに、事件のあった場所を歩いて調べ直したんだよ。

元刑事さんは「警察が最初にすぐ家に行っていれば捕まえられたはずだ」と話していたよ。視聴者から「北海道で似た人を見た」「横浜のお店で見た」という情報も届いたけど、横浜の動画の人は耳の形がちがうので別人かもしれないんだって。耳の形は整形手術でもほとんど変えられないから、大事な手がかりになるそうだよ。

亡くなった大学生のお母さんは、今も駅の前でビラを配って情報を集めているんだ。みんなが事件を忘れないことが、犯人を見つける力になるんだって。あなたも、こまっている人のために自分にできることは何か、考えてみてくれるかな?

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最終更新: 2026.08.25