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NoBorder #57

大麻解禁は救いか?破滅か?─ヤクザvs警察vs医者が激論する"薬物"の真実

大麻解禁は救いか?破滅か?─ヤクザvs警察vs医者が激論する"薬物"の真実
議論の要約

大麻解禁の是非を、医師、元警視庁捜査官、解禁派の医師、過去に売買に関わっていたゲストらが正面から議論した回である。番組は、G7ではフランス以外で大麻由来成分を含む医薬品が使用可能になる一方、嗜好用については各国で意見が分かれ、日本では2023年の法改正で罰則がより厳しくなったという前提を整理した。医療用としててんかんの痙攣抑制などに有効性が報告されていることも紹介された。

標準医療の立場の医師は「大麻でなくても他の薬で大体代替できる。有効なのはてんかんと一部の吐き気くらいだ」と述べ、解禁論は科学的なエビデンスではなくケースレポートに頼っていると批判した。タイで日本人患者の医療大麻使用を支援する医師は、末期がん患者が10種類の薬を2、3種類に減らせた例を挙げ、患者の幸福度や医療費削減の可能性を語った。元警視庁の捜査官は、米国の例を引き「大麻が合法化で表の市場に移ると、犯罪組織は空いた穴を別の薬物で埋める。フェンタニルの蔓延がその結果だ」と警告し、解禁派の医師は「オピオイド危機の発端は処方薬であり大麻のせいではない」と真っ向から反論した。元売買関係者は、仲間が大麻で判断力を失った経験から「危ないものには変わらない」と語った。

議論は「ダメ。ゼッタイ。」の啓発活動に宗教団体が関与しているとの指摘や、日本の植物工場技術を生かして大麻を輸出産業に育てるべきだという提案にまで広がった。締めくくりで司会は、医療用については出演者の多くが容認寄りだった一方、嗜好用は社会的リスクが大きく慎重になるべきだと感じたとまとめた。立場の異なる専門家が互いの根拠を突き合わせる、賛否両論が最後まで交わらない回となった。

小学生にもわかる、この回のはなし

この回は、「大麻」という植物からできる薬物を日本で認めるべきかどうか、というお話だよ。大麻は日本では法律で禁止されているけれど、外国には病気の治療のための薬として使うことを認めている国もあるんだ。楽しみのために使うことを「嗜好用」、病気の人のために使うことを「医療用」と言うんだよ。

番組では、「病気で苦しむ人の薬が減って元気になった」と話すお医者さんがいたよ。でも別のお医者さんは「ほかの薬でじゅうぶん治療できる」と言ったし、元警察の人は「認めてしまうと悪い組織がもっと危ない薬を売り始める」と心配したんだ。昔その世界にいた人も「危ないものには変わらない」と話していたよ。

病気の人を助けることと、危ない薬が広がらないようにすること。どちらも大事だよね。あなたはどう思う?

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最終更新: 2026.08.25