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NoBorder #55

ワンクリックで個人情報流出…あなたのプライバシーはすでに漏れている!?

ワンクリックで個人情報流出…あなたのプライバシーはすでに漏れている!?
議論の要約

個人情報流出とサイバーセキュリティの危機をテーマにした回である。番組冒頭では、インターネットバンキングの不正送金被害額が令和7年に約103億9700万円と過去最悪を更新し続けているというデータが示された。米調査会社のレポートとして、やり取りされる詐欺メールの8割が日本人をターゲットにしているとの数字も紹介され、情報の質は濃いのに防御力が弱い日本人の個人スマホが世界中から狙われている実態が語られた。ゲストMCには漫画村の元運営者でサイバー分野に詳しい星野ロミ氏が招かれた。

出演者からは多角的なタブーが持ち寄られた。「あなたはロボットではありませんか」という認証ボタンを装ってウイルスに感染させる新手口「クリックフィックス」の解説、元ジャーナリストの出演者によるLINEのサーバーが韓国にあった時代から政府に危険性を訴えてきたという証言、2023年のLINEヤフーからの約52万件の情報漏洩などが取り上げられた。元総務大臣の出演者は、本人の同意なく個人情報を第三者提供できる個人情報保護法改正案が衆議院を通過したことや、マイナンバーへの情報一元化が流出リスクを高めていると強い懸念を語った。元内閣サイバーセキュリティセンターの分析官は、米国のソーシャルセキュリティナンバーも流出しており「番号制度は流出する前提で考えるべきだ」と指摘し、安全保障のための監視と個人のプライバシーのどちらを重視するかという論点も提示された。企業がサイバー攻撃を受けた際に身代金を払う「裏取引」については、払っても流出の事実は変わらず再び脅されるだけだとして公表すべきだとの意見が出た。

終盤では大阪の都市開発のOSをどこの国の技術に発注するのかをめぐって出演者同士の激論となり、「日本製OSでやるべきだ」という理想論と「現実には海外OSを使うしかない」という現実論が正面からぶつかった。理想から逆算して国内技術に投資すべきだったという反省と、現実の中で日本がどう生きるかを考えるべきだという整理で議論は収束した。個人のスマホ利用者にとっても身近な脅威が具体的に語られており、パスワードの使い回しの危険性など実用的な学びも多い回である。

小学生にもわかる、この回のはなし

この回は「個人情報」が盗まれる話だよ。個人情報というのは、名前や住所、銀行のお金の情報みたいな、あなただけの大切な情報のこと。今、世界中の悪い人たちが、日本人のスマホからこの情報を盗もうとしているんだって。だましのメールの8割が日本人を狙っている、という調査もしょうかいされたんだ。

番組では、「あなたはロボットではありませんか?」というボタンをおしただけでウイルスが入ってしまう新しい手口があると教えてくれたよ。同じパスワードをいろんな所で使い回すと、一つもれただけで全部やぶられてしまうから危ない、という話も出たんだ。また、国が国民の情報を一つの番号にまとめすぎると、もれたときの被害が大きくなると心配する人もいたよ。

「便利さ」と「安全」はシーソーみたいな関係で、どちらを大事にするかはとてもむずかしい問題なんだ。急がせるメールはあやしいと思うこと、ボタンをすぐおさないことが自分を守る第一歩なんだって。あなたなら、便利さと安全、どっちを大事にしたい?

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最終更新: 2026.08.25