▶2001年9月11日のアメリカ同時多発テロから25年を機に、事件に残る疑問を取り上げた回である。およそ3000人が犠牲になったこの事件について、元外務大臣政務官は、世界貿易センタービルは頑丈な鉄骨構造で、飛行機の衝突で崩壊するとは考えにくいと主張した。飛行機が衝突していない第7ビルが約7時間後に崩れたことや、現場から高性能爆薬の成分が見つかったとする説、がれきの多くが海外に運び出されたことも疑問点として挙げた。
これに対し出演者の一人は、爆破解体なら必ず起きる大きな爆発音は確認されていない、ビルごとの調査報告書も出ており鉄骨も残っている、と反論した。当日、隣のビルで働いていたジャーナリストは、現場の混乱と、事件直後からテロだという報道一色になったことへの違和感を語り、政府の説明に疑問を示した記者や研究者が職を失ったと述べた。別の出演者は、捜査機関が事前に実行犯の一部を追跡しており、攻撃の警告は大統領にも届いていたと指摘した。
後半は、首謀者とされた人物の家族がアメリカで暮らしていたことや、事件直後に親族が出国したとされる点が話題になった。ジャーナリストは、この事件が恐怖を利用して普段なら反発される政策を一気に進める手法の先駆けになったと分析。「対テロ戦争」という考え方によって戦争に終わりがなくなり、監視や個人情報の収集が合法的に広がったと述べた。進行役は、真相の追及は難しく、後から理由を結びつけて解釈している面もあり得るとまとめた。
この回は、2001年9月11日にアメリカで起きた大きな事件のお話だよ。乗っ取られた飛行機が高いビルにぶつかって、およそ3000人もの人が亡くなったんだ。それから25年がたったけれど、今でも「分からないこと」が残っていると番組は伝えたよ。
出演した人の中には「がんじょうなビルが飛行機でくずれるのはおかしい」「アメリカの政府は事件のことを前から知っていたのでは」と話す人がいたよ。でも「ちゃんと調べた報告書が出ているし、その話はまちがいだ」と反対する人もいて、意見がぶつかったんだ。
事件のあと、アメリカは「テロとの戦い」を始めて、町にはたくさんのカメラがつけられたよ。こわい気持ちになると、人はよく考えずに決めてしまうことがあるんだって。大きな事件が起きたとき、何が本当かをどうやって確かめたらいいと思う?